事業会社で「仕事がデキる人」とか「優秀な人」とはどんな人か?
自分のいる環境の中である程度考察ができたのでまとめておきたいと思う。
前提:環境
・メーカーという事業会社の立ち位置であり、ECを中心にウェブ領域やダイレクト領域を担当している部署
・本部長1名、部長2名、課長4名という構成の中で、その下の係長クラスが自分
・課長が4名とも直近1年以内の入社でそれぞれ異なるスキルセット
・課長4名が入社後、大きく組織変更を行い、ブランド軸の組織を構成。
結論から言うと、事業会社の中で結果を出していく上で必要なスキルは、何か特定の専門性(広告運用やデータサイエンティストなど)ではなく、
・本質的な課題の把握を行うこと
・自分の得意領域を選択肢の1つと捉え、判断をできること
・人間関係を上手く構築して、組織のパフォーマンスを最大化させること
・政治力があること
当たり前なことばかりかもしれないが、上記ではないかと感じている。
異論は認める。
大切なことは「自分の得意領域」にこだわらないこと、だと思う。
経験を積んでくると、得意領域に対して自信を持っていて、事実自分が社内(部内)で1番詳しいという状況が起こる。
その時に、どうやってこの領域をさらに伸ばすかを考えてしまうが、組織や事業の課題が自分の得意領域に紐づいているとは限らない。
よく捨てる勇気、やらない決断などスティーブ・ジョブズも言っているようなことが言われるが、本当にそうだと思う。
1番の課題を解決するには、全く経験の無いことに1から取り組む必要が出てくるかもしれない。
そこを他人任せ(メンバーを担当にアサインし、任せている風)にしてしまうと、停滞感が生まれたり、そもそも結果がでるようなアクションができない。
まずは自分が率先して取り組み、一丸となって結果を出すことができるか、が分かれ目だと感じている今日この頃。
事業を伸ばし、売り上げを作り、目に見える結果を出せるかどうかは、このようなポイントがあるのでは無いかと思う。
また別で組織の中で評価をされ、出世していくのに必要な条件は
・組織の中で1番だと言う領域がある
・その領域で早めにわかりやすい結果を出す
上記2点が今のところ大切な条件では無いかと思う。
最近は元P&Gや元リクルート、元電通など名だたる企業の出身の人はゴロゴロいる。
実際仕事をしてみると以外と普通の人も多く、当然だが優秀な人は転職せず大企業の中で出世してくだろうし、独立などを選ぶであろう。
経験豊富な管理職クラスで転職してくる人も多くいるが、
・何が強みなのかわからない人
・詳しいし知識や経験があるのは間違いないが、これと言った結果を出してない人
がいたり、
・社歴が長いのに対した知識も付いてなく、なぜその役職に付いているのかわからない人
もざらにいる。
社歴や経験、入社時の役職に関わらず、結果を出し役職が上がっていく人の特徴を整理しておきたかったので書いてみた。
また自分のキャリアプランを考える中で、「どんなスキルを身につけ、何にチャレンジするか」
・スキルは市場価値があり、自分が興味を持てるものを
・何をやるにしても結果を出すことが大前提なので、評価も含めた結果を出している人の特徴
を今回はアウトプットとしてまとめておく。
最近のコメント